Surface Pro の外付けモニター全攻略!デュアルモニターで在宅ワークも出張もOK!
2023/06/02アップデート|Gechic 編集部
タブレットのような薄さと軽さに加え、Surface ProはWindows 11/10を搭載し、Officeや編集・描画ソフトなどとの相性も良く、出張族に愛用されています。また、ビジネスパーソンや大学生にも好評です。
しかし、仕事や勉強をしながらもっと多くのウィンドウを開く必要がある場合、Surface Proの12、13インチのディスプレイのみで画面を分割するだけでは、マルチタスクニーズを満たすことはできません!
Surface Proに外付けモニターを接続する場合、デスクトップ型のモニターを選択することが一般的ですが、拡張用I/OやHDMIケーブルなど接続が煩雑になり、Surface Proの「持ち運びに便利」というメリットが薄れてしまいます。
今回は、Surface Pro専用の「モバイルモニター」との接続方法と攻略法についてまとめていきます。複雑な接続を簡単にできて、しかも、デスクに2倍のワーキングスペースができる上に、デュアルモニターを携帯することもできますよ!
Surface Pro 9/8/7 USB Type-Cポート1つでビデオ接続
皆さんの外付けモニターの用途に応じたそれぞれの接続方法について、一緒に見ていきましょう!
注:Surface Proのほか、Laptop 3/4/5、Laptop Go、Laptop StudioなどのSurface Laptopも、USB-C DP alt出力に対応しています。
1. Surface Proと外付けモニターの電力供給方法
モニターの電力供給には2つの方法があります。
● Surface Proからモニターに電力供給
15インチ以下のモバイルモニターは通常、5V-2Aの充電器やノートPCのUSBポートから電力を供給でき、実測して1.5~2アンペアの電力を出力できます。Surface ProのUSB Type-Cポートは電力供給にも対応しているため、例えばGechicの3タイプの製品なら、Surface Proの電力が充分であれば安定して利用でき、Surface Proも3時間連続使用ができます!
On-Lap 1306S-R | On-Lap M505E | M161H | |
消費電力⚡ | <=8W | <=10W | <=10W |
航続力試験🔋 | 2hrs | 2hrs 40mins | 2hrs 40mins |
試験モード | Surface Pro 7設定の数値: 輝度50、音量0 外付けモニター設定の数値: 輝度50、音量0 |
もっと長時間使用したい場合は、モバイルバッテリーか充電器を利用して単独で電力供給することも可能です。または、Surface Proの充電器を携帯すれば、いつでもどこでもデュアルモニターをスムーズに利用できます!
● モニターからSurface Proへの電力供給
Surface Proを仕事に利用している場合、固定場所での利用(家、ワークスペース、オフィス等)や大きな外付けモニターをメインモニターにしている方が多いと思いますが、断然、21.5インチ外付けモニター2101Hをおすすめします。このモデルには19V-4.6Aの変圧器が付属していて、小型画面の製品との最大の違いは、USB Type-Cケーブルを通じてビデオ信号と同時にSurface Proの充電もできるというところです!2101Hの出力電力は、USB PD急速充電技術を使っていて、モニター本体の変圧器だけで充電ステーションにもなるため、モニターを使いながらノートPCの充電もできるのです!
Surface Proユーザーは、M505Iモニターをデスク上の充電ステーションとして使用し、USB-Cケーブルを接続するだけで、Surface Proの2画面同時急速充電を楽しめるだけでなく、画面のUSB-Aポートを使用して、ワイヤレスキーボードやマウス、モバイルハードドライブを拡張し、Surface Proの外付け機能を強化できます。 また、画面上のUSB-Aポートを使用して、ワイヤレスキーボードやマウス、モバイルハードドライブを拡張し、Surface Proの外付け機能を強化することができま。
2. セカンドモニターにもタッチパネルが必要な場合
タッチ操作に慣れているSurface Proユーザーなら、より自在に2つのモニターを利用するためにも、Windows 10/11の10タッチポイントに対応している15.6インチのM505TかM505Iがおすすめです。接続方法は、USB Type-Cケーブルをつなぐだけ。これ1本でビデオ入力もタッチ信号もOKです。5V 2Aのモバイルバッテリーや充電器を接続してモニター単独での電力供給もできます。Surface Proの電力を使わないため、PCを長時間使用できます。
3. Surface Proの外付けモニターに最適なサイズについて
モバイル性を考えると、小さいサイズのモニターが最適です。パネルが小さければ消費電力も小さくなるため、外出時でも電池切れの心配がなくなります!Surface Pro本体と近いサイズの11~13インチモニターにすれば、並べて比較用・参照用の画面にするセカンドモニターとして使うことを考慮すると、サイズが近いモニターなら快適かつ直感的に使うことができます。
15インチや22インチは、オフィスや在宅ワークでの使用に最適です。画面を拡大しての利用やメインモニターとして使用することもできます。
4. スタンドも重要!Surface Proに合せて鑑賞角度を調整
どのスクリーンを選ぶにしても、Surface Proに対して傾けた角度で使用できるように、無段階に調整できるスタンドを選択することをお勧めします、Surface Proの傾斜角度に合わせて使用できます。画面拡張モードで使用する場合、2つのモニターの角度を合わせて並べて置くことで、仕事中もストレスなく左右の画面を見比べることができます。肩や首の健康が気になる方は、M161HモニターとM1S4リフティングスタンドの組み合わせで、デュアルモニターを積み重ねて使用することができます。縦型デュアルスクリーンは、Surface Proを長時間操作するための省力化・効率化ソリューションです!
デュアルモニターの効率的な利用テクニック
1. ビデオ会議- ビデオ通話画面を開きながら、原稿を開く
ビデオ会議の際、実際の会議のように発言や会話をスムーズに進めるために、話者のビデオ画面を開いておきますが、会議の主催者やPowerPointウィンドウを共有したいときは、ビデオ通話画面をセカンドモニターへ移して、メインのSurface Pro画面で他のメンバーに共有している画面を表示することができます。
または、会議の流れで確認が必要な発言用原稿や資料がある場合、セカンドモニターにその画面を表示しておくこともできます。
2. 授業のノート作成- ウィンドウの頻繁な切替が不要
学生さんならSurface Proで授業中の筆記や資料検索、論文作成などを行うと思いますが、デュアルモニターにすれば、授業中に先生からもらった資料を表示してソフトを操作しながら、同時に別の画面でOneNoteを開いてノートをとることもできます。
3. デザイナー必須- イラストソフト&素材データベースを一斉表示
2Dデザイン、室内デザイン等、イラスト作成や建築シミュレーションの際には、素材や材質等のファイルを使用する必要があります。デュアルモニターならSurface Proで仕事を進めながらファイル検索して効率的にインポートできるので、必要不可欠な補助モニターに早変わり!
4. 文書処理、署名
Surface Proのタッチ機能を使って仕事をする場合、Surface Pro 7に M505I/Tタッチモニターを併せて使用すれば、2つのタッチモニター間を行き来しながらスムーズに操作ができます。外付けモニターでOutlookを開き、タッチでメールを確認しながら、Surfaceペンで文書に署名することもできるので、外出先にマウスを持っていかなくても、モニターだけでいつでもどこでも事務処理ができます!
5. 小型会議- デュアルモニターで対面式に
客先訪問時にどこかのカフェに入って打ち合わせを行う時やオフィスで突然同僚と簡単な会議を行う必要がある時に、Surface Pro 7を外付けモニターに接続して画面複製モードで画面を共有すれば、向かい合って座ってもそれぞれのモニターを確認することができるので、プロジェクターを起動したり、2~3人が肩を寄せ合って1つの画面を一緒に見たりする必要もありません。簡単な打ち合わせも、よりプロフェッショナルかつ効率的に進めることができます。
Surface Pro第一世代~ Surface Pro 6の場合のセカンドモニターの接続方法
Surface Pro 6以前のモデルをお使いで、本体にmini Displayポートがあるモデルの場合の接続方法は、こちらの記事をご覧ください!
今回の記事をご覧いただいて、Surface Proへのモニター接続は、とても簡単にできるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
運命のSurface Proのセカンドモニターに出会えれば、拡張I/Oも不要なので、外出機会の多いビジネスマンや独り暮らしの学生の皆さん、デュアルモニターでSurface Proでの作業効率をぐっと上げることも可能ですよ!