Manjaro Linuxでタッチモニターを回転および補正する方法
2022/05/26 |Gechi 編集部
Linuxは無料オープンソースのオペレーティングシステムとして、操作が安定しているだけでなく、高度なカスタマイズ性を提供しており、近年ではサーバ、分散コンピューティング、IoTなどの分野へ広く応用されています。
現在、ほとんどのLinuxバージョンは、インストール後に外部USBタッチモニターにタッチできますが、縦向きタッチ操作とタッチ補正は、ユーザーが手動で設定し、インストールする必要があります。
Linuxの応用がますます普及しているため、この記事ではManjaro Linux上でタッチスクリーンを縦表示とタッチ回転に設定する方法を詳しく説明します。タッチ補正ソフトウェアを同時にインストールして、より正確なタッチ操作を調整します。
A. 画面の表示方向を回転させる方法
Manjaro xfceデスクトップには、画面の解像度と表示方向を直接設定できるシステム表示設定インターフェイスが用意されています。
① Display アプリケーションを開く
をクリックし、《 All Applications》を選択します。
《 Display 》を選択します。
② 画面回転
回転メニュー:右または左を選択し、ディスプレイを90°または270°回転させる→《Apply》をクリックします。
《Keep this configuration》をクリックし、確認します。
③ モニター画面が縦向き標示に変更されています。
B. タッチパネルの回転設定
ディスプレイが縦向きになった後、タッチの反応位置が実際の指の触れる位置と異なることがあります。これは、タッチパネルの初始值が横向きに設定されたままになっているためです。タッチパネルの行列変換を縦向き設定する必要があります。
① 40-libinput ァイルを検索する
Terminalに,
cd /usr/share/X11/xorg.conf.d
ls と入力して、フォルダ内のすべてのファイル名を一覧表示します。
② 40-libinput ファイルを編集する
sudo nano 40-libinput.conf と入力します
touchscreen の段落を見つけたら、段落 , Option "TransformationMatrix" "0 1 0 -1 0 1 0 0 1" と入力します。
各角度のM505T/T1 行列変換値
90° = Option "TransformationMatrix" "0 1 0 -1 0 1 0 0 1"
180° = Option "TransformationMatrix" "-1 0 1 0 -1 1 0 0 1"
270° = Option "TransformationMatrix" "0 -1 1 1 0 0 0 0 1"
注:メーカーによってタッチモニターのXY起点が異なる可能性があります。そのため、90°と270°の行列変換値がちょうど反対となることもあります。
③ 再起動する
マウスの右ボタンを押して→Log outを選択→Restartを選択します。
再起動後、タッチ位置は正常に機能します。
C. xinput補正プログラムのインストール
AURデータベースにはxinput_calibratorパッケージがありますが、githubに接続してManjaroLinuxにxinput_calibratorをインストールすることをお勧めします。 このパスを使用すると、インストールが簡単になります。
① xinput_calibrator をダウンロー
Terminalに,
git clone https://github.com/tias/xinput_calibrator.git と入力します
② xinput_calibrator ディレクトリに入り
cd xinput_calibrator と入力します。
③ xinput_calibrator をインストールする
./autogen.sh と入力します。
make と入力します。
sudo make install と入力します。
D. タッチパネル補正の実行
タッチ位置と反応位置がずれている場合、xinput_calibratorはタッチ位置の補正を行い、タッチパネルの精度を有効に改善することができます。
① xinput_calibratorプログラムを実行する
Terminalに, xinput_calibrator と入力します。
画面上で赤くなっている十字のポインターを順番にタップしていきます。
② タッチ補正値を取得
タッチ設定数値(画像の赤枠内,Section~EndSection)を、マウスの右クリックでコピーします。
③ X11ファイルにタッチ補正値を入力します
cd /etc/X11/xorg.conf.d と入力します。
sudo nano 99-calibration.conf と入力します。
マウスの右ボタンをクリックし→[貼り付け]を選択し→Ctrl+0を押して→Enterキーを押します。
④ 再起動する
マウスの右ボタンを押して→Log outを選択→Restartを選択します。
E. 一般的なインストールの問題
♣ Fakeroot binary missing エラー
Atuoreconf command not found エラー
Arch base develプログラムをインストールしてください
sudo pacman -S –needed base-devel と入力します。
♣ autogen.sh を実行できません
./autogen.sh を実行した後、autogen.sh no such fileのエラーが表示されます。 autogenプログラムをインストールしてください。
sudo pacman -Syu と入力します。
sudo pacman -S autogen と入力します。
♣ makeコマンドを実行できません
makeを実行した後、make:command not foundのエラーが表示されます。 makeプログラムをインストールしてください。
sudo pacman -S make と入力します。
